いちから学ぶ統計学

統計学をこれから学ぶ人に向けたブログです。

統計勉強会・1「2種類の変数を覚えよう」

この勉強会では統計検定を想定した問題を解いて、丁寧に解説していきます。

 

「統計検定って何」と思う方もいると思うので先に簡単に説明すると、英語などでTOEICや英検があるように統計学にも統計検定というのが存在します。

 

つまり、統計学をどれだけ学んでいるか力試しできるところになっています。

※統計検定の詳しい説明については後日お伝えします。

 

では、さっそく問題を解いてみましょう。

Qこの3つのうち量的変数はいくつあるでしょうか?

a.今日の気温 b.体重 c.星座

 

 

 

解説

まずは、「質的変数」と「量的変数」とは何か見ていきましょう。

 

質的変数・・・変数の値が数値ではなく、種類や分類で表されているものや数値が割り当てられていてもその数値の和や平均をすることに意味がないもの。

量的変数・・・変数の値が数値であるもの。和や平均をすることができるもの。

 

今回はこの3つを見たとき、気温と体重は24度や150cmなど数値で表されています。

一方、星座はさそり座やふたご座など数値以外の種類で表されています。

つまり答えはaとbの2個となります。